Signal & Marginalia

CVJ Vivian レビュー

概要

CVJは萌えキャラクターをあしらったフェイスプレートが目をひくイヤフォンで知られる中国のイヤフォンメーカー。 金属加工技術が強みらしい。

今回購入したのはCVJの中でも低価格なモデルとなるVivian。

ここ最近ずっとイヤフォンはKZだったけれど、KZは当たりのモデルがだいぶ少ないので苦しい。ESXがブチ抜けて良いんだけど、それに匹敵するものには出会えていない。

なので、脱KZを目指して色々試してみる。

眺める

個人的にデザインとしてはキャラクターよりロゴのほうがかっこいいと思っていたのだけど、キャラクター版はキャラクターに合わせて彫られていると聞いて、それはさすがにと思ってキャラクター版にした。

キャラクター全開の箱

CVJの場合、製品ごとにオリジナルのキャラクターが設定され、フェイスプレートにもそのキャラクターが描かれる方式。 VivianはCVJキャラクターの中ではカワイイと思うけど、イラストのクオリティは微妙だと思う。

開けてみる

思ったよりイヤフォン自体が小柄なので、キャラクターをあしらったフェイスプレートはそんなに映えない。

ケーブルと本体

本体がめちゃくちゃ置きにくい形をしている。

ケーブルは挿し色の入った綺麗なもの。線自体は細めだ。 ピン付近に分かりやすく色が入っているのは好印象。

イヤーピースは最初から装着されており、個人的には悪くないと思う。

立体的なフェイスプレート

絵とズレのないように掘られているというのはすごいとは思うけれど、魅力の中心になるかというと微妙。 触れば分かるけれど、見ても正直分からない。

テスト

テストプレイリストについてはこちらの記事を参照

原神の3曲はいい感じ。 なかなか期待を抱かせる。

「迷子の街」では痛いところこそないものの、ヴォーカルの伸びているところで若干ビビるところがある。

「flow」は悪くはないが、余裕もない。

「ハマルの幸福」はバスドラが過剰でバランスが悪い。 ただ、「バスドラ押しが欲しい」という人には迫力があって悪くない点ではある。 一番肝心なギターのバッキングトラックが聴こえるかだけど、だいぶ聴こえにくい。

「SELENiTE」は高音トラックが全体に埋もれ気味。シンバル系もチャイム系も。 また、ヴォーカルも高いところは若干刺さる。かなり厳しい。

「Golf」はもうしょっぱなからめっちゃ痛い。無理。

「Lyin’ Me」は行けそうな気がしたけど、中盤から痛い。

「Scent」はまあまあ悪くない。

「眠れない」はドラムもヴォーカルも痛い。

「Lost Child」はシンセのインストパートが全体的に痛め。

「真夜中プライスレス」はトランペットとスネアが重なるところがちょっと痛い。

「Hype」「Decay」はかなり迫力があって悪くない。

総合: disqualified.

所感

  • 低音は過剰な強調で痛くなりやすい
  • 高音は埋もれがち
  • 中音の重なりも痛い

ヴォーカルは重なっていると痛い感じ。 なのでヴォーカルが重ねてある「SELENiTE」, 「眠れない」, 「Lost Child」あたりはかなりノイジーな感じになる。

低音は迫力があっていい側面もあるんだけど、「気持ちよく聴ける曲」がだいぶ限られるのであんまりおすすめはできないかな。

約3000円という価格に対する期待値からすると、適正か、やや悪い。

フェイスにキャラクターをプリントして、それと一致するように彫られているっていうのは魅力だとは思うけど、イヤフォンとしてはだいぶ甘いかな。